散弾銃浴びせかけられて体中穴だらけそれでもなお愛しき人の名を叫び続けるこの恋に殉教してもかまわない






英士が俺の名を呼び、俺は振り返る。


「行くな。
不幸になるぞ」

横っ面、張り倒してやろうかと思った
英士は責めるような目で俺を見つめていたその目潰してやりたい『行くな』だと?命令形?何様なんだお前は口先だけの引き止めの言葉など信じられぬ本気で側に居て欲しいのならばあらん限りの力を込めて腕を掴め『不幸になるぞ?』だと?それは脅しなのか?なんてくだらない脅迫だ笑える痛くも痒くもないただ酷く苛立ったその表情の乏しい横っ面張り倒してやりたい唖然となってる隙をついて押し倒して馬乗りになってやる抵抗しようものならネクタイで手首を縛り上げる唇に噛み付く服を引き裂く犯す
俺がいつでもお前の思い通りになるなんて思うなよ俺はお前の所有物じゃないんだよいつでも見られてること気付いてたもうずっと前から視線を感じて振り向くとその先に英士がいる振り向かなくても分かるようになった熱気を帯びた視線不潔だいつだって欲望剥き出しの視線を送ってきて不潔だそれは視姦だ暴力だ不潔だ違う違う怖いんだ何もかもどこまでも受け入れてしまいそうで怖いんだほんとはお前はほんとの僕のことなんか好きじゃない理想化された僕を追い求めて自ら作り上げた幻の僕に焦がれているだけなんだよなんて酷いんだお前は最低だ最悪だそれでもお前が好きなんだよそんな自分が怖いんだよ嫌なんだよ






気付くと英士が地面に膝を付いて俺の左足に縋り付いていた俺は右足で英士の脇腹を蹴ってその体を引き剥がそうとしたけれども英士は必死で縋り付いてきて気付くと俺の右手には銃が握られていた「俺はお前の所有物でもいいんだ」と英士が言った殺意が芽生えた俺は銃口を英士の脳天に押し付けて引き金をdogma















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