こういう感じの会話をしてました。先に謝っておきます(安田に)


「タテノリ会長アリだなあと最近思う」
「タテ会ですか。それは間違いなくSMですね(素)」
「進藤←タテノリ会長ね! メンタルSMですよ(素) 会長がとにかくタテノリにライバル意識持ってるけど、タテノリは痛くも痒くもなんともないの。でもある日会長は、タテノリが進藤ちゃんのことを好きってことに気付いて(というか石塚ちゃんから聞いた)、嬉々としてタテノリに進藤ネタを振って動揺を誘うんだけど、後日報復される、というSSを書きたいです」
「後日報復というのが大変生々しくていいですね。会長ニブいのが可愛いよな」
「会長バカですから。花村さんに振り回されて欲しい。『進藤君の写真撮ってきて!』(新刊の資料として必要)とか言われる」
「それにしても安田は三話ですごかったね! 安田、よく見るとほんと普通にかわいい」
「可愛い可愛い! なんか細長い感じがするのがいい(笑)」
「うん、なんか繊細なんだよね〜。かわいいの。進藤ちゃんのことが好きで好きでしょうがいないんだよ。えーと、やらしい意味じゃなくて、『進藤と仲良しでいたい』ってすごく思ってるんです」
「安田のそういうの分かる! 純粋だよね彼は。や、進藤もなんだけど、私、安田進藤に関しては進藤のほうが安田を誘いたくて、でも彼も基本的に純だし何より安田に嫌われるのが怖くて出来なくて、そんでそんな自分がいやだってのを書きたい」
「そうそう! 安進においては多分、進藤のほうがリアルで分かりやすい欲望を持ってる。触りたい、とか。安田は、もっと抽象的でロマンティックな欲求なんだよ。分かり合いたい、とか(笑)」
「そう、安田はロマンチック! 思いつめて、 『心中』という言葉が胸に浮かんで悲愴な思いに耽ったりするんですよ。別に思いつめなきゃいけないこと、なにもないのにな」
「『誰も知らないところへ二人(自分と進藤)で一緒に逃げてしまいたい…』とか(笑) そういう部分では、安田と違って進藤は現実的な感じするね。タテノリよりも現実的な気がする」
「安田は、進藤と、SOSのラストらへんの、あの雪山遭難シーンとかを再現すんのを夢見てるんですよ。安田、昔の野島先生の作品すきそうだよ〜」
「安田、リップスティックとかめっちゃ泣いてたと思う」
「泣いてた泣いてた! 安田、未成年とかも泣いてました。あと、新『高校教師』については、野島ファンとしてすごくすごく残念がっていると思う」
「進『おはよー。なあ、ゆうべの高校教
安『…(遠い目をして自転車をこいで行ってしまう)』
 いかん、これでは普通に変な子だ(笑)」
「かわいいよ! 安田、たまに遠い目してると思う。脳内ワールドとかありそう。お花畑です」
「お花畑だけでなく、深い森もありそうですね」
「花畑でうつらうつらしたり、深い森に自ら迷い込んでいって、もうおしまいだ、とか絶望したり、脳内では色々無駄に忙しい」
「そんな安田ですが、意外に女の子にもてると思う。バレンタインデーに、知らない娘に無理矢理チョコ押し付けられたり」
「安田に告白する女の子には友達が付き添って来てて、安田は『ここで断ったらこの子恥ずかしいだろうな』とか考えちゃう」
「でも、『考えさせて』って答えを後回しにして期待させるのも悪いし、って。すっごい困るんだよ。そして深い森へ迷い込む(笑)」
「安田はノートに詩を書いてる」
「進藤への詩とかあるんだろうなあ(笑)」
「安田、辻ジンセーとか読んでたらどうしよう」
「辻じゃなくて銀色夏生だよきっと(笑)ノートの詩は、進藤への思いが大半を占めるでしょ。あとは自分への自問とか」
「安田、図書館とか本似合うなあ。あっ、実は作家になりたいのでもいい! そして早稲田の文学部目指しているとか」
「普段書いているのは詩のような短文なのに、詩人じゃなくて作家になりたいとか思っているタイプ」
「安田は、将来作家になったら水泳部での青春を書くって決めてるの。そのことは一応秘密にしてるんですが、なんかのはずみでつい進藤にちょっとだけ話しちゃうの。したら進藤はとても不思議な顔で『ふーん…』とか言うんだよ(笑)安田大ショック。で、これ以降この夢は誰にも話さないでおこうと心に決める。進藤にしたら『今まだ高校生なのに、将来この時間のことを書くって決めてるのってよくわかんないな』とか思っただけなんですけどね」
「水泳部での青春を綴った本のタイトルは、『splash』とか『永遠のpool』とかそうゆうかんじ」
「『やっちゃった』系のタイトルだ!」
「安田、自分(がいつかは出すつもり)の本の装丁なんかを夢想するうちに3時間くらい経ってたりするんですよ」
「装丁とか、帯のあおり文句とか必死で考えそう〜。あと、『こんなファンメールきたらどう返事しよう』とか。まだ何も書いてないのに、それに対しての読者の感想を自分で考えてる」
「安田、好きなアーティストは?って聞かれたら、『うーん、グレイとドゥアズインフィニティ』と答えつつ、実は激しくCOCCOを崇拝しています」
「安田は芥川賞とったときのコメントとかも考えてると思う。『僕はマイナー志向の作家だから、賞などとは無縁なんだ』と思いつつも考えてる」
「うん、ファンメール対応とか受賞時のコメントとか考えてるね絶対! そんで、受賞したことを進藤になんて伝えるか(もしくは進藤におめでとうって言われてなんて答えるか)真剣に考えてる」
「受賞後には進藤と結婚する気ですね。あ、念のため安田は進藤に対しては性欲とかそうゆうのはないですよ。ただ一生一緒にいたいのよ」
「安田の理想としては、多分『受賞しても辞退』だと思うんですよ。斜に構えるのではなく、謙虚で誠実な態度で辞退したいと思っている。そのうえで進藤にプロポーズしたいと思ってる」
「進藤は文壇とかには全く興味無いから、文学界で噂になってる安田先生の辞退のことなんか知るわけなくて。で、安田は授賞式の日に進藤んちを訪ね、指輪渡して、『ずっと一緒に居たいんだ』って言うの」
「あと安田先生、貧乏似合うね(笑)」
「安田先生にとっての貧乏→二人で赤いタオルと洗面器で神田川」
「それにしても、安田はタテノリ苦手だろうなあ。もっとも苦手な部類、だと思ってそう」
「タテノリは安田にそう思われてるのを分かってて、自分が気分悪くなるん分かっててわざと安田にちょっかい出したりからかったりするの。で、進藤が安田かばったりしてますます気分悪くなるタテノリ」
「 タテノリは、安田がどんな性格なのか、安田が進藤をどう思ってるのか、安田が自分(タテノリ)をどう思ってるのか、分かっちゃってますね。絶対安田のことからかうよ(ほんとは関わりたくないのに)で、進藤に『あんまり安田にちょっかいだすなよ(真顔)』って怒られる」
「タテノリは安田と違って、絶対恋愛感情だと思うんですよ、進藤に対して。だからこそ安田の夢見がちな思いが許せない。という自分の思いがいかに身勝手なものか痛いくらい理解してるから、苦しい」
「本当は関わりたくないのにちょっかい出しちゃう、ってすごくタテノリらしいなあ。『別に出したくて出してるわけじゃないし』とか呟いたのを進藤が聞きとがめて更に気まずくなる二人、みたいな」
「気まずい立進いい〜。 タテノリとケンカしても、きっと進藤ちゃんは、そこまで怒ったり慌てたりはしない気がする。タテノリの性格はさっぱりしてて明るいと思ってるから、『謝ってきたら許してやろう』とか『明日ちゃんと謝ったら分かってくれる』とか思ってる。タテノリのほうはすごい思い詰めそう」
「そうそう、進藤はタテノリの明るさを何の疑いもなく信じてるん。で、安田はとても傷つきやすくて内向的だと信じてる。タテノリはその『進藤にとっての事実』を壊したくないんだよきっと」
「タテノリは、進藤ちゃんは今の進藤ちゃんのままでいてほしい、ってすごく身勝手に願ってる。だから進藤が彼らしくないことをしたりすることに、タテノリは口出ししたり、進藤の行動を制限したり牽制したりするようなこともたまにしちゃうんですよ。こういう自分のやり方は間違ってる、って分かってるのに。で、たまに進藤は、なんか立松おかしいな、って思って、『どうしたんだよ。お前らしくないぞ』とか言っちゃうの。タテノリは一瞬瞠目して、その後、笑うんですよ。自嘲」
「自嘲しちゃうタテノリ萌え! 悲しい切ない、心が痛い。でも、もしその場では進藤に背を向けて立ち去ってしまったとしても、次の日には明るい笑顔で『進藤ちゃん、昨日はゴメン!俺腹壊してて、もームシの居所悪いわトイレ行きたいわでさぁ』とか言っちゃうの。一晩ドキドキして過ごした進藤は、ほっとしてでもむっとして『お前なー!』とか怒るんだよ。タテノリはもっともっと一晩中苦しんだんだけど」
「そうそう! タテノリってそんなんなんですよ! あーせつない」
「だって、あの年齢であの性格の子が天然で『人生楽しいことばかり』ってあんまり考えられないよね」
「タテノリは軽く進藤に触れてますが、触れるたびに、死にそうな気持ちになってるんだよ」
「そうそう! ああっ中谷美紀だ! 『岸辺で君を抱きしめると気が触れそうな気持ちになる』『天国よりも野蛮なのに空の青さに泣きたくなる』」
「 いやー立進、中谷美紀似合うよ全体的に!」
「安田っぽい歌もあるな(笑)」
「砂の果実ですか(笑)」
「そうそう(笑)」
「安田って普通にシンジ(エヴァ)っぽいもんな」
「まんま過ぎて受けていいのかどうか分からない(笑)」
「しかしほんと、立進に合うなあ。マインドサーカスとか普通に立進だ」
「 でも、マインドサーカス、安田(の理想)っぽい」
「安田の理想=立進(のうまくいってるとき)な図式が確立されましたね」
「安田はタテノリを無理矢理心の中で軽蔑(というか「う、羨ましくなんかないぞ!」という思い)しようとしながらも、タテノリを羨ましがったりしそう。でも安田のタテノリに対する羨望なんて、底が浅くて可愛い。タテノリのほうは根深いよ、安田に対して」
「そう、安田のほうはわかりやすい。やっぱりタテノリですよ、心に本物の深い森が存在するのは…(萌)タテノリの深い森は多分家族とかどうしようもないところから由来してて、それを抱えたまま進藤に癒されたいと思ったり彼を大事にしたいと思ったり破壊したくなったりするので、すごく心が揺れるんだと思うんですよ」
「きっとタテノリは、進藤ちゃんがタテノリの気持ちに応えてくれても、ずっとずっと片思いみたいな気持ちでい続けると思う。進藤がどんなにタテノリに応えようとがんばっても、ほんとにタテノリのこと友情の枠を越えて想っても、それでもタテノリは自分の片思いなんだって感じてるの。かわいそうだよ。進藤ちゃんも。だから私は、立進では進藤は幸せになれないんじゃないかもとか思ってます。でも立進なんですけどね!」
「タテノリは一見巻き込み型だけど、ほんとは誰のことも巻き込みたくないの。進藤ちゃんを、自分の人生や自分の想いに巻き込みたくない、苦しめたくない」
「生徒会長がどんなにタテノリにライバル心持とうと、タテノリにしたらほんと笑っちゃう感じなんだろうなあ。馬鹿にしてるんじゃなくて、『あんたも元気でいいね、うらやましいよ』みたいな、すごく冷めた大人みたいないびつな目」
「会長は、タテノリにぜんっぜん相手にされないことがすっごい悔しいんですよ〜。で、悔しがってる会長を見て、タテノリの気持ちは余計冷めるの。ジョ〜ジ朝倉の漫画にあった気がするんだけど、『バカはいいなあ。簡単に分かり合えて(素)』みたいな感じ。冷めてるんだけど、きっとタテノリは、普通に、会長の健全さを良いと思ってるというか評価してると思うんですよ」
「でもね、タテノリは進藤といると時々本当に何もかも忘れて無邪気に笑ってることがあるんですよ。三話目のラストのプールのシーンのときとか。そういう自分に気づいちゃうと、すごく気恥ずかしいの。でも嬉しいんだよ。タテノリにとっては、その全ては進藤のおかげみたいな感じだと思う。まあやっぱり一方通行みたいな感情ですけど(笑)」
「高原さん&石塚ちゃんの話もしよう。高原さん(わんこ)は進藤ちゃんを母犬のように慕っています。で、石塚ちゃんは、結構元々鋭くて、無意識的に気を遣うことが出来る子だと思う。石塚ちゃんのおかげにみんなのムードが良くなったりする」
「あーカナヅチわんこ可愛い萌える。バカなりに二人の間を上手くいかせてやろうと思ってるんだけど、石塚に『気持ちは分かりますけど口出さないほうがいいですよ(素)』とか言われてほしい」
「で、『だまれ』と言って石塚ちゃんの頭を掴むわんこ(笑)」
「立進の橋渡しをしようとする高原さん可愛い。誰にも頼まれてないのにね。むしろ誰もが『お前が口を出したら余計ややこしくなる』と思いそうなあれなのに。『俺がなんとかしてやる』とか進藤に言う。『えっ?』ってなってる進藤に、『いいからとにかく俺に任せろ』とか言って結局とんでもない事態を招いたりなど」



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